- 特許テキストマイニング
- 種々の観点から特許を分析する
特許出願人による特許分析
コントロール「クラスタ」タブの「出願人」タブをクリックします。すると、可視化された特許検索結果母集団の特許出願人が上位特許出願人から順に並べて表示されます。特許出願人毎に自由に配色することができます。今回の場合は東京大学に赤、東京大学長に青、日産自動車に緑を配色しました。共同出願特許は、塗り分けて表示されます。このように見ることにより、特許出願人が東京大学のFIセクションBの特許文献は殆ど共同出願特許であることがわかります。

また、出願人数が多い場合には(例えば、分布図から見つけた)配色したい特許出願人名を探すのに骨が折れます。その場合は、コントロール上部に配置された「検索入力欄」に検索したい特許出願人名(部分一致)を入力することにより一覧表示された特許出願人から目的の特許出願人を絞り込むことができます。例えば、自動車で絞り込んでみました。

特許発明者による特許分析
特許出願人と同様に、可視化された特許検索母集団に含まれる特許発明者の観点からも配色することができます;

特許分類などの種々の分類の分布状況と比較する
クラスタ、特許出願人、特許発明者などに基づいて配色された分布図を、特許分類などの分布と比較することができます。まず、「分類」タブをクリックしてください。すると、「重要語」、「特許分類」、「文献番号」のタブが表示されます。

重要語の特許分布分析
重要語は、特許テキストマイニング機能による特許分析により得られた各特許文献に関連する「関連語」を件数毎にランキング表示したものです。例えば、今回の特許検索母集団は関連語として「基」を含むものが56件、「反応」を含むものが49件含まれていることがわかります。このとき、例えば「触媒」という関連語を含む特許文献が特許可視化機能においてどのように分布しているか知りたい場合には、リストから「触媒」をクリックします。すると、「触媒」という関連語を含む特許文献の横に「旗」が表示されます。

旗が見にくいので拡大してみましょう;

重要語の可視化は、分布している特許文献が大まかにどういった内容毎にまとまって分布しているかを理解するのに役立ちます。なぜなら、似ている特許文献は共通する関連語を含んでいる可能性が高いためです。例えば、今回の検索結果母集団の場合は「この分布図の上方には触媒関係の特許文献が分布しているんだな」と特許群を分析することができます。これにより、例えば触媒関係に興味がある場合は「黄色、緑、紫のクラスタに属する特許を分析してみよう、黄色、緑、紫のクラスタに属する特許を可視化してみよう」とか、「黄色、緑、紫のクラスタに多く含まれる特許分類は何なんだろう?それを見つけて再度もれの低い特許検索を行おう」といったことができるようになります。
実務的な作業としては、分布図の興味のある領域の特許文献の関連語を見て、「どうやら、上のクラスタは触媒という関連語を多く含んでそうだな、じゃあ触媒という関連語を含んだ特許文献を一覧してみよう」といった「気づき」から重要語を選択することになると思います。
重要語も一覧から部分一致検索することができます。例えば「子」で関連語を絞り込みました。

特許分類の分布分析
重要語と同様に、各特許文献の含む特許分類に応じてそれぞれの特許文献に旗を立てることもできます。ただし、分類の種類は、
- 日本文献:FI分類、Fターム
- 米国文献:IPC8(国際特許分類第8版)、USクラス
例えば、今回の場合はFI分類のセクション「F」の分類を含む文献に旗を立ててみました。どうやら、右下の特許クラスタは特許分類「F」を含むようです(今回の特許検索結果母集団はセクションBで検索した母集団なので、つまりセクションBとセクションFの両方を含む文献は右下にあることがわかります)。

もちろん、各特許分類のさまざまな階層(セクション、クラス・・・)に基づいて旗を立てることができます。

このとき、特許分類の定義を知りたい場合が想定されると思います。その場合は、「分類解説」ボタンを押下した状態で分類をクリックすると特許分類の解説を階層的に表示させることができます。これにより、特許分類の分布をヒントに特許文献の分布状況を理解することができます。

特許文献番号(公開特許番号、登録番号)
例えば、ある特許文献〜例えば「特開2009-114071」を知っている場合に、「特開2009-114071」がどこにプロットされているか知りたい場合があると思います。その場合、文献番号タブから特許文献番号を探してクリックすることにより旗が立ち「特開2009-114071」が可視化された特許群のどこに位置しているかをすぐに見つけることができます。

なお、文献番号を部分一致検索により絞り込むことができます。例えば、2009で絞り込んでみました;

特許テキストマイニング機能の高度な使い方
重要語、特許分類、特許文献番号をそれぞれ組み合わせて旗を立てることもできます。この場合、関連語として「触媒」を含みかつFI分類セクション「B」に属する文献に旗が立ちます。これにより、多角的な特許分析を効率化することができます。

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